メバリングでのプラグの使いどころ

るあーぼうず

2016年04月06日 21:01

今日は、メバリングにおけるプラグの使いどころについてです。

メバリングではジグヘッドリグを使う方がほとんどだと思います。
このジグヘッドリグのことを最近ではジグ単と言うらしいですね、ジグヘッド単体の略かな?

このジグ単とプラグの釣りを比較したときに何がどう違うかを考えてみると答えが見えてくると思います。

■シルエットの違い
ジグ単の釣りでは基本的にワームをセットし、細長く小さなシルエットになると思います。
細長いエサを捕食している時やベイトが小さい時に効果的だと思います。

それに対し、プラグは大きく、魚や、イカに近いシルエットであると思います。
プラグが、魚やイカを捕食している個体に効果的であることは容易に想像がつきますね。
しかしプラグはクリアカラーを使用することで、シルエットをはっきりさせず小さく見せることもできると思います。
そして、このクリアなシルエットがはっきりしない物体を、魚はアミの塊と間違えてバイトしてくるようです。
アミを捕食しているパターンの場合、クリア、クリアラメのカラーのプラグが効果的な状況が存在します。


■アクションの違い
ワームは基本I字系のアクションで、シャッド系でも使用しない限り動いてもテールが微振動するくらい。
プラグはリップで水の抵抗を受けて動く。(ウォブリング、ローリング)
魚のように見せることもできれば、巻かずに流されてくるアミ、イカなどを演出することもできる。


■重さ
ジグ単では、基本的に0.4g~2g程度の重さを使い分ける方がほとんどだと思います。
自分の場合、浜名湖であれば重くても1g程度で十分なのではないかと思っていますがとにかく軽い。
プラグはメバル用の多くが2g以上なので飛距離が出し易い。
風にもジグ単より強いと思います。


■浮力
ジグ単ではどんなに軽いものを使ったとしても鉛や、タングステンであれば止めると沈みます。
そして、遠くを狙いたい場合、重たいジグヘッドにチェンジすると飛距離は出ますが、フォールスピードが
早くなり自然にレンジは下がっていくことになります。
魚が表層に浮いている(ライズが確認できる)状況で、ジグ単では届かない、
または重たくして届いてもフォールスピードが早すぎて、デットスローで流すことができない、
このような状況でプラグの出番となります。

このケースでは、浮力の大きなプラグが選択肢の一つにあれば釣りの幅が広がると思います。
フローティングミノーなど、巻かなくても沈まない、飛距離が出せる、止めることができる、
この3つはジグ単にない強い武器となります。
サスペンドや、スローシンキングのミノーでは、さらに飛距離を稼ぐことができ、
巻けばレンジをキープできるので1段レンジを下げて通す場合にはこちらも有効だと思います。



ということで、僕のプラグの使いどころは、
1、魚までの距離が遠くジグ単で届かない。
2、ワームに口を使い難いアミパターンである。
3、小魚、イカがベイトである。

この3つを釣り場で判断してプラグをローテーションに加えていきます。

ただ、距離に関しては飛ばしウキで補うということもできるし、ワームにもシャッド系やイカを模したものも
世の中には存在します。その中から何を選択するかは状況や環境次第です。

でも、なんだかんだいってもプラグで釣ると不思議と違った満足感がありますね!!

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